青色で書かれた、赤という文字。赤色で書かれた、緑という文字。緑色で書かれた黒という文字。
読むのに詰まったり、読んでいて居心地の悪さを感じないでしょうか。色情報と文字情報が頭の中で葛藤をおこすことが原因です。同時に目に入る情報が干渉しあう現象をストループ効果といいます。
これと同じ事がホームページにも起こる可能性があります。「暖かみ」を謳うサイトが寒色系の色合いであったり、「静かな環境」をPRするホテルの写真が賑やかな写真ばかりであったり。サイトを見ている人の頭の中で相反する情報がはいると、受け取ってほしいメッセージがうまく伝わらない事がままあります。
もちろん必ずしもそうではありませんが、サイトのデザインや文字情報の整合性を整えることがメッセージを効果的に受け取ってもらうには必要です。
- 2015/4/13